Ｑ12　大変な仕事の依頼を引き受けるべきか？

６０代のＮさんは看護職として長年、福祉施設の所長として勤務してきました。

引退してからも介護認定審査会の委員をしながら、行政の保健事業などの臨時職員を頼まれれば引き受けて働いています。

来月からは以前もしたことのある、乳幼児健診の業務をすることになっています。

でも先日、乳幼児健診の業務を依頼してきた管理職の女性から、虐待児の関わるような業務も人手が足りないので、Ｎさんにその業務をお願い出来れば…と連絡がありました。

 

前から依頼されていた乳幼児健診か、新しく依頼された業務か、Ｎさんの希望する方で働いてほしい、とのこと。

Ｎさんは新しく依頼された業務をしてみたい気持ちはあるけれど、大変な仕事であることは容易に想像できるので、引き受けるのを躊躇してしまいます。

 

Ｎさんは果たして、大変な仕事を引き受けた方が良いのでしょうか？

 

　

 

現状はⅩ。

Ｎさんは輪の上にいる生き物が怖い、と感じて気になります。

大変な仕事を引き受けるべきか…断るべきか…と悩んではいるものの、Ｎさんの心は「怖いけれど引き受けよう」と決めているようです。

 

経緯はⅩⅢ。

このカードを見てすぐに「そうなの、今まで私、大変だったの！」と言うＮさん。

この間まで臨時職員でしてきた業務は、慣れない業務ばかりで本当に大変だったけれど、慣れてくると愉しくできるようになったというＮさん。

その経験は、Ｎさんを大きく成長させてくれたようです。

 

展望はⅧの逆向き。

Ｎさんはカードの人物の持つ天秤が気になります。

本当に自分にその業務ができるのか…と、その業務の重さと自分の能力を天秤にかけているようです。

思い切って決断するのをためらってしまうので、Ｎさんの姿が逆向きになって出ています。

 

展望の対策はⅤとⅡⅡ。

男性の姿をしてはいますが、業務を依頼してきた管理職の女性のようです。

Ｎさんは、わざわざ連絡をしてきたくらいだから、管理職の方は新しく依頼してきたほうの業務をして欲しいと思っているに違いない、と感じています。

ⅡⅡはその管理職の方の思いに応えて、大変な仕事を引き受けているＮさんの姿でしょう。

 

 

 

アドバイス・カードはⅦⅡ。

Ｎさんは、カードの人物が灯りをかかげて、困難を抱える人たちを導いているように見えます。

Ｎさんにとって本当に思い切った決断になりますが、有能なＮさんのことです。大変な業務もしっかりとこなして、人の助けとなる仕事をしていけるでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

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